2013/07/11

第39回光圀サマーラリー参戦記

7月7日に開催された2013年茨城栃木デイラリーシリーズ第3戦「第39回光圀サマーラリー」にて、クラスB優勝を飾った細井/小平組から参戦紀が届きましたので、お楽しみください。
※スペースの都合、一部割愛させていただいております。

茨城・栃木ディラリ-シリ-ズ第3戦「光圀サマ-ラリ-ツァ-」に参戦してきました。

今回は第2戦の惨敗からのリベンジを誓い・・・・・小平氏は特にリベンジを誓っていました。

6月に入り待っていた規則書が発行され、早速PCから取り出し何時もの様に受付日の日時指定で送りました。今回も前泊をするのでNVの小平氏は前回と同じようネットで安い宿をさがしだし勝田駅前のHOTELを予約しました。

私のNVの小平氏を紹介します。
小平氏との付き合いは40年近くになります。最初の出会いはソフトテニス、彼は中学校!!!時代は埼玉県の強化選手でした。ソフトテニスでは彼が後衛・私が前衛のペア-で近頃ではあまりにも下手な私に見切りをつけて試合に勝てる選手とペア-を組み私は萱の外です。

しかし、ラリ-では私が先輩、ラリ-の手ほどきをしたのは私、NVに仕上げたのも私、昔は中々NVが育たなかったのでどうにか通用するNVに育てましした。そして私ではなく他の有名選手と組んで全日本選手権にも何度となく出場していましたが、ブランクが長く今のTCラリ-のCoDrにはなれません・・・・歳も歳ですし特に目が見えない・・・。

ラリ-前日
土曜日はソフトテニス教室があるので午前中は小平氏と一緒にコ-チ業。午後に小平氏を向かいに行き勝田のHOTELへ向けて出発。
ICから常磐道へジムニ-は悲しいかな660cc足が鈍いそれに勝田駅前ではお祭りで道路は渋滞、HOTEL到着は30分遅着、安江ちゃんは定刻にチェックイン。さすが名ナビです。

まずは無沙汰の挨拶、再会を祝しまずはビ-ルで乾杯。少し遅れて多比羅さんも到着、しばしラリ-談義が始まりその後はホテルの1Fにあるお店で前夜祭を・・・・。

意思の強い小平氏はビ-ル一杯で我慢、これが翌日の勝利に繋がったのは言うまでもありません。そして老人たちは体調管理を考慮して10時過ぎには就寝。おかげで朝は早く目が覚めた。
 

ラリ-当日
まずはジムニ-のお腹を一杯にして集合場所へ
光圀サマ-ラリ-は参加台数30台のフルグリット!でしたが、残念ながら当日2台未出走、このシリ-ズの人気と主催者の努力には頭が下がります。

しかし暑い・・・体中から汗が噴出しています。我々のジムニ-にはエアコンが付いていますが
上記のMG240Z(S30)はエアコンレス灼熱の車中のなかで検討して上位入賞。

今回も「粕谷さん」から前回のがまツア-の写真の入ったCDをいただきました。ありがとうございます。

受付を済ませ小平氏はコマ図に必要事項を記入、
そして読み合わせ、今回は記入ミスは無し、何時もの様に二人の役割分担を決め後は久しぶりに会う仲間としばし懇談

ゼッケン31の藤波氏は私をこのラリ-に誘ってくれた友人
ゼッケン32の関口氏は先日、和歌山で行われた関西デイ-ラリ-シリ-ズに参戦して4
ゼッケン40の道宗・安江チ-ムのカミオンはエアコンが効きすぎると・・色物じゃから無いと
ゼッケン51の福田氏のNV鈴木氏は25年ぶりだそうで次回は昔のDrを引き連れて参戦すると
ゼッケン53の中島・廣井チ-ムのMGはエアコン無しで体力勝負
そんな仲間とワイワイガヤガヤと・・・・・

こんな話が楽しいのです。この暑さと湿度、炎天下でのオフィシャルは体力勝負ご苦労様です。
光圀のラリ-はS58年のナイトラリ-が最後でした。今回は30年ぶりの参加です。気を引き締めてスタ-トを待ちます。

ラリ-スタート
今回のゼッケンは1号車がゼッケン31番、我々はBクラス49
光圀ラリ-は前回までのラリ-とは違い町の中と海岸線を走る設定。

OD(MCP)
補正を出し移動して1CP手前の田んぼのあぜ道で時間調整。

1CP (第1ステ-ジ)
PCを処理しCP手前で3秒送れの指示、アクセルを踏んでCPin。方向指示器を出しCP車の所へ今回のカードの受渡は車から降りてCPカ-ドを受け取るようにブリ-フィングで指示されたがCP員から下りなくて良いとの指示でCPカ-ドを受け取るとCP員から「中々、方向指示器を出してCPinしてくれないんだよね~」と言っていました。
減点2 遅着

2CP
1CPからは時間走行で走りスタ-トを待っていると後ゼッケンが何台も来ない。ライバルの福田チ-ムも!!!ミスコ-スかな~と、次のコマ図PCからは48km/h。コマ図の場所も見渡せCPは無い、先行でPC処理を済ませその先で時間調整5秒先行でスタ-トし広い道路なのですぐにONTIME。右コ-ナ-を曲がるとCPが見え時間調整をしてONTIMECPin
減点1 早着

3CP
60分の時間走行で海岸線を走ると潮の香りが漂い海水浴客も大勢見えている。「くじらの大ちゃん」を右に見てその先では何時も写真を撮ってくれる粕谷さん達数名がいたので手を振って挨拶。コマ図先のNC区間で時間調整をしながら情報交換、1CPの正解は3031秒らしい。補正は合っている。途中のコマ図区間もぴったり出てきいるし。

51号車の福田さんが我々の車までやってきたので1CPの話を聞くと手前でミスコ-スをしてレスコンカ-ドを使用してとの事でどうにか秒差で抑えたと言っていました。

ここからはAVE48km/h。多分この先にCPがあると読んでいたがCPは無い。その先はPC
30km/hに落ちるので何秒か先行してPC処理時間を稼ぐ。
PC地点を左折するとCPが見えONTIMEの指示も素早くでてそのままCPin
減点4 早着

4CP
3CPからのコマ図を確認すると4CP1CPと同じ所、時間調整の場所からは1分先行で出て予想されるCP手前のコマ図でPC処理をして時間調整をしてスタ-ト、予想通りのCP位置、ONTIMECPin
減点4 遅着

5CP(申告CP)
申告CPなので確実に距離を取り所要時間を出し電卓で計算すると1612秒もクルタで計算すると1616秒どちらで申告するか迷う、クルタの値から-1秒引き1615秒で申告
正解時間1612秒で減点3

昼食タイム
光圀さんは太っ腹です。2名以外の乗員分のお弁当は追加料金を取らず提供していました。

お弁当はブリ-フィングが行われた涼しい部屋で食べライバルチ-ムの情報を得ると我々がBクラス、トップらしい。
2ステージは申告CPを含む3CP、ナビと大量減点を食わないように気合を入れて第2ステ-ジへ、スタ-ト前には同じチ-ムの関口君から栄養ドリンクの差し入れがありありがたく頂戴しました。


6CP (第2ステ-ジ)
NCP区間が終わり田んぼの中の道路で時間調整、周りを見渡すと次のPCまでCPは無いので
コマ図間の距離で正解時間を算出、3秒先行でスタ-トやはりCPはない。
PC28km/hAVEは落ちるので左折するとCPが見えたが小平氏からの指示は出てこない仕方が無いのでそのままCPin・・・・遅れ進みも分からない!!!
減点10 遅着 2桁減点!!!
後で聞くとPC地点の正解時間を正確にクルタの分以下2桁まで出したら指示が出なかったと、前日にあれほど分以下の2桁まで計算しなくても良いと言っておいたのに!!!コマ図で出した正解時間でやっていれば、まぁ~性格で仕方ないか・・・・

7CP
コマ図を読むとここはショ-トCPAVE20km/h ONTIMECPin
減点1

8CP
申告CP5CPと同じように確実に距離を取り看板PCも確認。今回は計算機の正解時間で申告
減点1

第1ステ-ジ  
1CP 2
2CP 1
3CP 4
4CP 4
5CP 3
合計 14

第2ステ-ジ
6CP 10
7CP 1
8CP 1
合計 12

総合計 26

やはり10CP10点が痛い!!それと3CP4CPの減点4の原因が分からない???

ゴ-ル後小平氏の顔は満足感一杯でした。

表彰式
第2戦のリベンジを果し優勝しましたが出来れば今回のラリ-は全部で8CP、減点は10点台後半から24点でとかんがえていましたが残念。
Aクラスは凄い接戦でした。暫定前には道宗・安江チ-ムが減点10と聞いた時点では優勝と決まりと思っていたら関口・小林チ-ムが8点、しかし暫定発表では

Aクラス
優勝:木内・加藤  減点3
2位:小川・田中   減点6
3位:飯田・黒澤   減点7
4位:関口・小林   減点8
5位:道宗・安江   減点10
6位:田中・藤波・川端・木村 減点15

Bクラス
優勝:細井・小平 減点26
2位:福田・鈴木  減点56
3位:中島・廣井  減点86

第1戦の時にラリコンクラスを食ってやろうなんて言いましたがとてもとても今回では総合で10位が精一杯でした。失礼な事を言ってしまい反省しています。


Bクラス13
左から2位福田・鈴木チ-ム 優勝細井・小平チ-ム 3位中島・廣井チ-ム
各チ-ムJAFメダルを頂きました。

光圀さんは本当に太っ腹、賞品が凄い頂いた賞品は
お米10kg、焼酎2本、うどん1箱、めんつゆ1箱、車のケミカル用品それと端末タブレット
12月には自宅に茨城名産の干しいもをDrNv1箱づつ送ってくれると!!!

外の空は予報どおり怪しい雲行き表彰式が終わり車に荷物を積み終わり車に乗ると凄い雨、後5分遅かったら大変な事態だった。この雨は常磐道に乗っても前が見えないくらいの豪雨、審査委員長の小川さんが言っていました。「光圀」のラリ-は暑いか大雨と・・・

第4戦は10月、皆さん又会いましょうね。楽しい光圀サマ-ラリ-でした。
腰痛と左足の痺れと戦いながらこれを書いています。

皆さんいかがでしたでしょうか?途中の減点数ややり取りなどは、まるでラリーコンピューターが装着されているかのような精度にも思えるものですね。アベレージラリーで失敗しないためには

・指示書を間違いなくコマ図に転記する
・1秒の減点にこだわる前に、大きなミスを防ぐことを優先する

といったところでしょうか?

後半戦となる第4戦は10月と、また3ヶ月のインターバルがありますので、もう一度復習をしてみてはいかがでしょうか?

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