の学生チームが3名で出場しました。
このチームはJAFライセンスを取得したいということで、ついでに一日遊べるこのシリーズを選んでいただき出場。車は本当に何も専用装備がない一般車両で、トリップメーターは純正メーターに内臓された100m単位。時計も腕時計のみでした。
スタート前に事前講習会に参加していただき、一通り基本的なことを講習いたしましたが、本来ですとこの短時間で理解するのも大変です。
さて、いざラリーがスタートしますと、3名で協力しながらODまでミスコースも無く無事到着。そして1CPに向けていよいよ本格的な競技区間に突入します。
ラリーコンピューターが無い場合は、自分たちで一定時間や距離ごとに正解通過時間を算出して、その時間のズレで正しく走れているかを判断しますが、これは経験のある方でもなかなか上手に行かないものです。
しかし、この学生チームは1CPを純正メータ&腕時計としては驚異的な13点でクリアします。ちなみに、優勝した福田/藤波組は、この1CP手前で計算が間に合わなかったようで早くも四苦八苦していましたが、その横をあわてることなく通過する学生チームには驚きです。
その後も前半戦は24点が1回あったものの、あとは全て10点台で抑える様子に、周りの大先輩たちが驚くばかりでした。
後半は2つのCPのみということですが、最初の5CPはなんと
2点!
ラリーコンピューター有でも同じCPで2点~3点のチームが半数居る中で、すっかりコツを得たような感じでしょうか。
最終6CPは5CPからの距離が短いため、さすがに50点を受けてしまいましたが、一度も1分以上ずれなかったというのは、素晴らしいの一言です。
また、ラリー中に、学生たちと還暦を迎えた大先輩とが一緒に
「あそこどうだった?」
なんて話している姿は、第1種アベレージラリーならではではないでしょうか?技術や楽しさの伝承がしっかり行われている姿に笑顔は絶えませんでした。
茨城栃木デイラリーシリーズでは、このように”装備”や”経験”などは二の次で、まずは出場して楽しんでいただける環境になることを第一としています。
当日はわざわざ千葉県から見学にいらした方もおられます。
少しでも興味をお持ちいただきましたら、まずは気軽にお問い合わせいただき、ぜひ一緒に楽しい一日を過ごしてみませんか?