初めて当シリーズに出場する方など、いったいどのクラスに出場すれば良いのだろうか??と迷う場合があるかと思いますので、簡単にご紹介いたします。
エキスパートクラス
こちらは、前年の当シリーズの結果、当該年のシード選手に認定された方を対象としたクラスになります。シード選手はナビゲーター部門の結果によりナビゲーターに対して認定となりますので、以下のケースの場合にのみエキスパートクラスの出場が可能となります。
- チームのナビゲーターにシード選手が1名以上含まれる場合
つまり、自分のチームのナビゲーターにシード選手が含まれない場合は、エキスパートクラスへの出場は認められません。
ベーシッククラス
こちらは、基準となるクラスです。
- チームのナビゲーターまたはパッセンジャーにシード選手が含まれない場合
上記に該当する場合はベーシッククラスまたは後述のチャレンジクラスに出場いただくことになります。なお、シード選手がドライバーとして出場する場合はエキスパートクラス以外への出場が認められます。
ベーシッククラスとチャレンジクラスの違いについて、ベーシッククラスは正解時間に対する誤差1秒毎に1点の減点となりますので、より正確な走行が求められます。経験を積んだ方やチャレンジクラスでは満足できなくなった方向けのクラスとなります。
チャレンジクラス
こちらのクラスは「これからアベレージラリーを始めてみよう」という方や「最小限の道具で手軽に遊んでみたい」という方に向けた入門クラスとなります。参加資格はベーシッククラスと同じになりますが、ベーシッククラスとの違いは
- 正解時間に対する誤差10秒毎に1点の減点
となりますので、多少の距離のズレや操作の遅れなどは大きく減点に影響することなく、基本的な操作や処理を学んでいただくことが出来るかと思います。
ステップアップの流れ
これからアベレージラリーを始めてみたい、そんな方はまずチャレンジクラスに出場してみましょう。最初のうちは走行することで命一杯となり、机上では簡単に出来る計算なども沢山ミスをしてしまい、思うような結果が得られないかと思います。
でも、もうちょっとだけ続けてみると、走行自体に余裕が生まれてくるようになり、今まで間違えてしまった処理が少しずつ出来るようになるかと思います。
そして、チャレンジクラスの目標としては
- 全てのCPで減点0点を目指す
となります。チャレンジクラスでは誤差10秒毎に1点の減点となります。つまり、9秒までの誤差は0点となりますので、全てのCPで誤差を1桁(9点以下)に抑えることが出来れば、チャレンジクラスの減点は0点となります。
ここまでくれば、アベレージラリーの基本走行や処理は充分に理解できていると判断いただいて問題ありませんので、そのままチャレンジクラスのチャンピオンを目指すも良し、今度はより正確な走行を目指してベーシッククラスにステップアップするも良しということになるでしょう。
これからアベレージラリーを始めてみたいという方は、ぜひチャレンジクラスに出場して、減点0点を目指してみてはいかがでしょうか?