一般公道に指定されたルートを正しく走行する
という遊びです。”正しく”という部分は次のSTEPで説明します。まずは”走行する”ためのお勉強です。
ラリー当日朝にスタート会場の受付を済ますと、”コマ図”と呼ばれる走行用の地図が渡されます。ラリー中の”指定されたルート”というのは、このコマ図に記載されています。ではコマ図を見てみましょう。
記載方法はラリーにより多少異なりますが、基本的にはこのような図形がいくつも記載されているものになります。
この図形は、「交差点の形状」を表しています。つまり上記の例では、8つの交差点形状が記載されていることになります。
コマ図には1番から順に番号があります。例では1図(1番目の交差点図)は右下にあり、その上が2図、4図の次の5図は左下にあります。走行は1図から順番どおりに進んでいくことになります。
各図には交差点形状と併せて距離数字が記載(例では図の右下)されています。これはkm表示で、1m単位~100m単位で表示されます。この距離は記載されている交差点が手前の図からどのくらいで登場するか?を示しています。
例えば3図を見ると、まず交差点形状は、”信号(真ん中のSは信号)のある十字路(目標物は左奥のセイコーマート)を直進”という意味です。そして右下には”11.300”と記載されています。つまり、2図を通過して、11.300kmの地点に、この信号のある十字路が登場するから、そこを直進せよ!!という意味になります。
ここである疑問を持つ方がいるかもしれません。それは
「11.300kmも走るのならば、その間に信号はいくつも出てくるし、交差点もいくつあるか分からないよ!」
ということです。それは至極当然の疑問です。その間の交差点はどのように走行するか?それは
詳しくは上記リンクをクリックして資料をご覧ください。簡単に言えば、
- 同じ道の方向へ
- 意識しないで選択できる方向へ
こんな感じでしょうか?逆に言えば、コマ図で指示された交差点は
意識しておかないと、間違った方向へ進んでしまう
という地点であるということになります。
以上がまず
走行する
ための基本的なお勉強ということになります。次のSTEPでは、走行する際に最も注意しなくてはならない
距離のズレ
について、少しだけお勉強してみましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿