レスト・コントロールの略で、指定された時間を加算する(休憩時間)というものです。
通常はあらかじめ「○○図地点で10分のレスコンを与える」等の主催者からの指示により、各自の走行時間にレスコン時間が加算されます。
さて、本題のレスコンカードです。
先ほど「主催者からの指示」がレスコンとして与えられると説明しました。これに対してレスコンカードは、参加者である皆さん自身が使用するものです。
ラリー中は、指示速度を目指して走行いたしますが、交通渋滞や信号待ち等の要因により、安全運転をしていく中でやむを得ず指示速度を下回る(遅れる)ことがあります。
この場合に、指示速度通りに走ることを優先した場合、安全運転が維持することが難しくなってしまいます。
そこで、レスコンカードを使用することで、遅れてしまった時間を救済するというのが、レスコンカードの目的になります。
「5CPの手前で既に3分30秒遅れてしまって、復帰することが難しい」
この場合に、そのままだと3分30秒遅れの減点となってしまいますが、レスコンカードで
「3分30秒を帳消しにして頂戴!」
という内容です。
2017年関東デイラリーシリーズでは、シリーズ共通のレスコンカードを使用しますので、以下の手順でレスコンカードを到着したCPのオフィシャルに提出することで、遅れが救済されますので、指示速度から遅れることが予測される場合は、無理な走行をせずに落ち着いてレスコンカードを活用してください。
それでは次はレスコンカードの使い方です→コチラ